本を読んだり、ネットを見たりしていると、どう考えても2012年は大変な1年となりそうだ。やはり何と言ってもEUから始まる大恐慌。リーマンショックの時とは比べ物にならないものがやってきそうだ。それはアメリカへと飛び火し、日本へもやって来る。日本もいずれ国債のクラッシュ(デフォルト)が起こりそうで、日本も大混乱と陥りそうだ。

 そんな先も見越して投資家ジョージ・ソロスは農場を購入し、また農業関連に投資し食料の確保をしている。
 世界では食料の高騰が続いている。日本は円高によりまだその影響が出ていないが、もしこの円高が円安とに変われば、そして国債のデフォルトが起これば、日本の食糧事情は非常に心もとない限りである。
 それだけではなく、国債のデフォルトが起これば、日本のあらゆる機能が(一時的に)マヒを起こしてしまう。その時日本人は一体どのような行動を起こすのだろう。


 最近僕がよく思うのは、実は日本人は深層心理でこれらのことを感じているのではないかと思う。現在地方では地域おこしが活発だ。地域を元気にしよう、コミュニティビジネスを立ち上げよう、地産地消を進めようと、あちらこちらで旗揚げをしている。僕もそれに関わっている。

 そして農業に関しても、若い人たちの農業への関心も高まっている。今では山ガールならぬ、農ギャルもいたりする。就農者には数年間の所得が保障され、農業を続けていけられるような政策を施している(これにはよい意味と、悪い意味が含まれているが…。)。また有機栽培・自然栽培に注目が集まり、これまでの化学肥料・農薬漬けの栽培からの脱却が言われつつある。これって日本人は何らかの危機感を感じている証拠だろうと思う。


 翻って今政府を頼っているところと言えば、大企業。このままでは先はないのではないかと言いたくなるばかり…。税金を下げろとか、TPPの推進やら…。暗くなる話題は大企業からやってきているのだ。間違いなく大恐慌でまず白旗を上げるのは大企業だろう。つまりそれだけの人々が放りだされるということだ。


 さて来年はどうなるのだろう。思うに来年は未来を切り拓いていこうとする人々が飛躍を始める年となるのではないだろうか。地方にしてもそう、今儲けることよりも、地域を元気にしたい。あるいは自分たちの故郷を何とかしたいとの想いをもつ人々が立ち上がろうとしている。いや実際に立ち上がっている。もちろん生きていくために現代の社会の中ではお金が必要で、悪戦苦闘しているけれど、それでも知恵を絞りながら進めている。

 これらの人達はきっと恐慌にも負けない人達だと思う。そして恐慌こそが彼らを前進させる力となるのではないだろうか。そしてこれらの人々が、大企業から投げ出された人々を救っていくようになるのだ。


 現在はこれまでの強欲資本主義の最後のあがきの時期だ。人々は未だにこれまでのパラダイムが手放せず、何とか継続させようとしている。しかしながらもうこのパラダイムは滅びるのが運命なのだ。そこにしがみつくか、それとも新しい価値観でもって、未来を切り拓くか、いずれかの選択が既に始まっている。

 新しい価値観を身につけましょう。お金やものから生まれる喜びや満足ではなく、共生できる、分かち合える喜びや感謝。そして新たな価値を生み出す喜び。

そんな世界を創造していきましょう。



らいふあーと21~僕らは地球のお世話係~