僕は某ハンバーガーショップが嫌いだ。というか、こんな物を子供に喜んで食べさせている親はとんでもない親だと思っている。だってそこで売られているハンバーガーは半年経っても腐らないと言われている。腐らないハンバーガーって一体どんなものかと疑ってしまう。

 自然栽培された野菜は腐らずに、萎れていく(しぼんでいく)だけだという。まさか〇ックの製品が自然栽培のもの100%とは全くもって思えない。虫も寄らない腐敗もしない、まるでプラスチックでできているようなハンバーガーを人間は喜んで食べているのかと思うとゾッとする。

 そんな僕が昨日更に驚いた。というよりも「アホちゃうか!」と叫んだものがある。それは昨日ネットのニュース欄に載っていたのだが、リポ〇タンDキッズが発売されたというニュース。なんでこんなもの子供に飲まさなきゃいけないの?

 子供にそんなもの飲ませる必要があるの?子供は普通にご飯を食べていたら、タウリンなんか摂る必要なんてないだろう!子供は遊んで疲れたら寝ればいい。そしたら次の日はまた元気になっている。それがこどもだろ!それとも現在の子供は朝から「あー、昨日の疲れがぬけないなあー。」なんて部屋からキッチンに出てきたら母親に向かって言っているのだろうか?かつて「おやじギャル」って言葉があったが、今では「おやじキッズ」が現れたか?

 ついでながら製品の成分をHPで調べてみた。
・タウリン
・グルコン酸カルシウム水和物
・チアミン硝化物(ビタミンB1)
・リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2)
・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)
・ニコチン酸アミド
・カルニチン塩化物

 こんなの子供に1日1本飲ませようと思う親ってどんな親なのだろう?これを開発した人達って、自分の子供に飲ませたいって思うのだろうか?

「はい、タケシ君。これ飲んで今日もファイト!」
ごっくん。「一発!」

 製品説明として、「カルシウムを始め、各種ビタミン、タウリンなど子供の発育に必要な栄養成分を配合」と書いているけれど、こんなモノで摂らないと今の子供たちは育たないのか?「毎日1本飲んで、元気に育っておくれ!」って思うのだろうか。

 僕のイメージとしては20年後の日本は二十歳にして虚弱体質の若者だらけ・・・。道端の日陰で蒼い顔して座りこんでいる若者があっちにも、こっちにも・・・。「タウリンくれよー。」って呟いている。そんな社会をイメージしてしまう。

 世の中は添加物だらけだ。添加物が食品を長持ちさせるようになったことは確かだ。それによって食中毒も減ったこともあるだろう。けれどもそれも今や行き過ぎ、限度を超えてしまったのではないか。それ故多くの子供がひとつやふたつの皮膚疾患やアレルギーを持つようになってしまったのではないか・・・。

 せめて子供には、自然なものをなるべく多く食べさせてやりたい。できる限り添加物の少ない物を選んで食べさせてやる。それが親の務めではないかと思うのだが、いかがだろう。

 18になって自分が何を食べようと知ったことじゃない。毎日カップラーメンで済ませようが、コンビニ弁当でお腹を満たそうが本人次第だ。けれどもやはりある程度大きくなるまでは、親が子供にどのような物を食べさせるかは、きちんと考えてやった方がよいと思う。

 ましてや現在の化学物質があふれかえる今の世の中。子供時代の健康を守ってやることは親の重要な務めではなかろうか。

 ホントは子供だけでなく、これから子供を産もうとする大人もそれを再考しなければ、子供は化学物質にまみれた母親の体の中で十月十日過ごすとなるのだが・・・。

 みんなが再考すべき課題だし、そんな時期が来ているのではないだろうか。