以前このブログで「なんじゃこりゃ!と思ったけど」ということで、近頃の子供の名前を紹介したことがあった。

「輝宙」で「ぴかちゅう」、「今鹿」で「なうしか」、「加速」で「アクセル」、「七音」で「ドレミ」などなど、訳分かんねえ!って言いたくなるような現在の名前たち。

 先日市の広報紙に小中高生の俳句が掲載されていた。いくつもの俳句が掲載されているのだが、俳句の横には名前が書かれているのだけれども、さすがに「ビオラ」や「ペガサス」はなかったのだが、読めない名前だらけだった。

「彩心」「鈴愛那」「理恋」「晃河」「立惺」「玲空」「有結乃」「陽菜」「玲旺」「魁星」「京悟」「智怜」「昴育」「香琳」「莉央」「樹乃果」「純麗」などなど。

 どれも読めないや!!!

 先日ニュースで「昨年度うつ病などの精神的な病気で学校休職した教員は、前年よりも減少したものの4年連続で5000人を超え、10年前の2倍の深刻な状況が続いている」というのがあった。

 もし僕が教師だとして、生徒の名前が上にあげた名前だらけだったら、きっと精神的に参ってしまいそうだ。休職の原因のひとつは子供の名前ではないかな???

 年代別にみると、最も多いのが50代以上で39%、次いで40代が33%、30代が21%、20代が8%だそうで、40代以上は校内の業務が集中することにストレスを感じる傾向が強く、20代や30代は保護者への対応に悩む傾向があるそうだ。

 モンスターペアレント達なら子供の名前に「姫茶(キティ)」「走太(ジョンソン)」「天馬(ペガサス)」付けそう~!でもって、先生が読めなかったら「先生のくせに子供の名前も分からないの!」っていいそうだものな…。ヒェ~。

 ちなみにモンスターペアレントの事例を調べてみると

・担任がイケメンだと、「イケメン男性教師だと、娘の気が散ってしまう。担任を代えてくれ!」

・演劇で「自分の子供が主役になれないなら、演劇には出演させない。」

・音楽の演奏会で子供が指揮者役の親から「子供の背中しか見えないから、こちらを向かせろ!」

・園児の親から「節分に撮った写真で、息子の隣にクラスで一番背の高い園児が並んでいた。小柄な息子の背の低さが強調されるじゃない!!配慮に欠けているわ」

・クラス替えで「うちの子は自己紹介が苦手です。もしするんだったら、始業式の日はうちの子は行かせません。」

などなど。アホか・・・。先生って大変やな。

 こりゃ意識の向上どころでないね。

 この親たちも会社勤め、あるいはパート勤めしている人も多いだろう。会社も大変だろうね。

 日本大変だ。一度占領された方がいいのかもしれないな。そしてお尻に鞭打たれて、痛い目をしないと立ち直れないかもしれないな…。

 名前どころじゃないかもな。上に並べたてた名前なんてまともだな。(「今鹿」「姫茶」「天馬」などを除けば・・・。)真面目な親だ。名前が読めないなんてかわいいものだ。気にするな!

 ああ、僕が以前働いていた場所では、「トメ」「スエ」「マツ」「とら」「ツル」「チヨ」「フク」で分かりやすかったのに、小難しくなってきたものだ。

 GTOやらゴクセンやら金八ちゃんみたいな先生をいっぱいつくらないことには日本の学校は大変だな…。

 名前も学校も政治も社会も世界も地球も大変だ!

 2013年は変革の年にしなくっちゃ!