「モンサントの不自然な食べ物
 「ありあまるごちそう
 「FOOD,INC
 「未来の食卓

 と立て続けに4本の食に関するドキュメンタリー映画を観た。

 ついでながら最近読んだ本に「タネが危ない」(野口 勲著)がある。

 それらの感想をひと言でいうならば、「やばいな!」。

 近頃冬場になるとニュースになる「O157」って人間が牛に餌としてトウモロコシを与えるようになって発生したそうだ。元々牛は雑穀を食べないのだが、人間が与えるようになり、牛の胃の中の細菌が突然変異を起こし、それが人間へと感染したらしい。

 そういえば、狂牛病だって人間が牛に牛骨粉を与えて、まるで共喰い状態にしたため発生したそうだし、その狂牛病の牛の肉を人間が食べ、その人も罹り・・・。

 アメリカの養鶏場では普通ヒヨコがニワトリに成長するのに3ヶ月かかるのが、怪しげな技で7週間で成長させ、食肉処理場に送られるそうだ。そしてそのニワトリといえば、すし詰め状態の中で飼育されているため、数歩歩けばこけてしまうような状態。そしてそこで飼育する人もニワトリの餌に抗生物質を多量に混ぜるために、抗生物質のアレルギーとなってしまったって。

 ひえ~!

 大豆といえば、今やモンサント製の遺伝子組み換え大豆。モンサントが製造する除草剤ラウンドアップに耐性を持つ遺伝子を組み込まれた大豆が市場を制圧している。

 またトウモロコシも同様にモンサント製のラウンドアップ耐性遺伝子組み換えが圧巻しているのだが、フランスの研究機関で実験したところ、このトウモロコシを与え続けたネズミはガンだらけになったそうだ。月刊フナイの12月号の中でその写真を見たが、それはもう驚くような姿だった。

 また近頃の野菜類の種はF1といわれる交雑種がほとんど。それらのほとんどが流通市場に載りやすくするために改良されたものであり、またその改良の仕方がいかがわしい。

 こんなモノばっか食べてんのや!食品添加物といい、化学肥料といい、なんやねん!

 こりゃ、ガンは増えるわ。アレルギーを持つ人が多くなるわ。アトピー増えるわ。化学物質過敏症も出るわ。出て当然や。そう思わざるをえない。

 しかしこれらのどれか一つとっても、言えるのは「企業論理」が優先されているということ。人間なんて後回しで、企業の儲けが最優先なんだってこと。小さなところでいえば、産地偽造も、消費期限すり替えもすべてそこに行きつく。

 人間よりも企業論理、経済論理が優先されるなんて、どう考えてもおかしいはずだが、それが当たり前となっているところが今の世の中なのだ。原発にしてもそう。人間の安全よりも企業存続の方が大切であり、みんなで一致団結して嘘をつく!

 公害、薬害エイズ、予防接種、すべてそう。

 このマインドコントロールは一体何なのだ!

 一体いつ目を覚ますのだろう。外からドンドンと音は叩かれているのだが、まだまだ日本人は夢の中…。みんなが夢を観ている間に、米国産は日本人のタンス貯金をせっせと懐に入れている。ついでにイビキをかきながら開いている口に毒まで入れていってくれてる。

 モ~どうしようもないな。「狂牛病です。」ってどこかの大臣が言ってたことがあるな…。あの人は何処へ行ったのだろう。

 目覚まし時計のベルはドンドン大きくなってます。いつ起きますか~?&そのグルメの品ホントに大丈夫ですか?