前回に引き続きドネラ・H・メドウス博士から学ぶエコロジーな生き方を学びたいと思います。


博士の著書「地球の法則と選ぶべき未来」(ランダムハウス講談社)のエピローグに持続可能な世界への私たちがなすべきことが掲げられています。そしてその真の鍵を握っているものとして2つのことを挙げられています。今回はそのひとつについて書きたいと思います。


そのひとつは「真実を語ること。」です。


(転載開始)

 
声を上げて、繰り返し、穏やかに、しかし粘り強く語りましょう。権力に対して真実を語るのです。モノを蓄積することが人間の存在目的ではありません。あらゆる成長がよいとは限らなのです。環境とは必需品であって、ぜいたく品ではありません。「足るを知る」と言うことがあります。人間の進歩は、量ではなく質で測る必要があります。消費に狂う私たちの社会は、進むべき方向と魂を失っています。

こんなことを言っても人にはうけない、とはっきり申し上げておきます。しかし、何度も何度も、それこそ今や放送と暮らしを牛耳っている正反対のメッセージに取って代わるまで、真実を語ることをしなければ、私たちは魂を失うだけでなく、未来の素晴らしき人類を育む自然システムまでなくしてしまうでしょう。

(転載終わり)


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現在日本では真実を語る人が増えてきています。ひと昔前なら抹殺され、闇に葬られていたような真実が表に飛び出してくるようになりました。それはインターネットが発達してきたお陰と言うこともあるでしょう。けれどもそれよりもそのような時代、つまり真実が明らかになっていく時代となって来たと思うのです。


しかしながら今も大手メディアは権力側につき、真実を都合のように捻じ曲げ報道したり、あるいは表には出さないようにしたりしています。原発事故の状況などまさにそうです。また自己利益のために、企業優先の政策をとり続けています。時にどれほど地球が傷めつけられるかを報道することがあったしたとしても、大半は消費することを促し、スポンサー企業側に立つことがほとんどです。


そして残念なことに権力側がこれまで続けてきたマインドコントロールにより、未だに多くの日本人が無関心層に陥っていたり、今でも権力側のいうことは絶対であると信じ切っていたりします。あるいは例え真実を知ったとしても、自分にはどうすることもできないと思い、流されるままになっていることも多いのが実情です。


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そこでメドウス博士は「何度も何度も真実を語ることをしなければ、私たちは魂を失うだけでなく、未来の素晴らしき人類を育む自然システムまでなくしてしまうでしょう。」といいます。


真実を知り目覚める人は少しずつ増えてきています。一方で地球環境の破壊はいよいよすすみ、気象変動は毎年激しくなっています。まさに現在未来がどちらに転んでいくかの瀬戸際にいると思うのです。故に真実を知り目覚めた人はその真実を訴えて続けていかなければならないのです。


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人に受けなくてもいいじゃないですか。冷笑されようが、無視されようが、私たちの中で真実が輝いている限り、私たちはあきらめてはならないのです。訴え続けていくのです。そしてマインドコントロールされている人々を目覚めさせ、無気力に陥っている人たちに力を与え、1人ひとりの中に未来をつくり出す力があることを伝えていくのです。それが真実を知った人の役割だと思うのです。


未来の素晴らしき自然のシステムを失くさないためにも、そして何よりも子どもたちに素晴らしい未来を手渡すためにも。もちろん魂を失わないためにも。私たちは21世紀の新しい世界を築き上げていかなければならないのです。
 

(平成29年8月一部修正)







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