世界は音を立てて崩れようとしている。

2014年冬その状況が誰の目からも明らかになろうとしている。

アメリカ、ヨーロッパ、中国、そして日本。

これまであらゆるところから搾取し、自分たちの世を謳歌してきた資本主義社会=強欲主義が終わろうとしている。

経済アナリストの藤荒直哉さんはこの強欲強奪世界を「今だけ、金だけ、自分だけ」と表現している。

まさにその通りだと思う。

人の前、あるいはメディアの前に立ち、数々の美辞麗句を並べ立て、そして世界について、あるいは経済について述べてきた人々。

更にはそれらを操る黒い影。

実はその裏の顔は、「今だけ、金だけ、自分だけ」

自分たちの懐は温め続ける中で、どんどん格差を生み出し、多くの人々を貧困の中に陥れてきたこの強欲世界は遂に破たんが見えてきた。

時代の移り変わりがまさに見えようとしている。

残念ながら、この先しばしの間混乱期に入り、これまで謳歌してきた連中のツケを多くの人々が被らなければならないだろう。

けれども時代の終わりは、一方では新しい時代の始まり。

既に新しい芽は出ている。

強欲主義の象徴するコンクリートビルが乱立する草むらの中で、あるいは各地のローカルエリアで芽吹いている。


まるであの9.11の時のように、コンクリート群が今まさに崩れようとしている。

そのような状況の中でビルの崩壊に巻き込まれ潰される芽もあるだろう。

しばしの間その崩壊に耐え抜く力(強さ)も必要だ。

けれども、生き残った芽は太陽の光を浴びどんどん成長していく。

そしてそれに従い更なる新しい芽が出て育っていく。

そのような状況の中、今こそ僕らは夢に向かって進んでいくべきなのだ。

自分を鍛えつつ進んでいくべきなのだ。

次なる社会はロハス(健康と持続可能性)。

本物主義

循環主義

これまでの我こそ一番、人間こそ一番の価値観から共生へと移っていく。

共に生きる。

そこさえ押さえておけば大丈夫。

それは日本人の心に宿っている。

「和を以て貴し」

この言葉に尽きる。

僕らはこの言葉と共に生きてきた。

そう思えない人は思い出せばいいのだ。

目を閉じ、心を落ち着かせ、自分と向かい合えば、心の奥底に眠っている。

さあ、新しい時代を楽しみましょう!




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