最近のマイブームは斎藤ひとりさん。斎藤さんは銀座まるかんの創設者で、納税日本一にもなったことのある人。実はそちらの方はほとんど知らないし、あまり興味もないのだが、本屋さんにからの自己啓発の本などが並んでおり、僕の場合はコチラの方でひとりさんのことを知っていた。

 けれどもこれまでひとりさんの本は何度か手に取り目を通したことはあったものの、買うことまではしなかった。唯一ひとりさんの弟子が書いた本を数カ月前1冊買っただけだった。

 それが現在1枚のひとりさんのCDを何度も何度も繰り返し聴いている。

 そのきっかけはかつての同僚が紹介してくれたこと。数カ月前に仕事中偶然に会うことがあり、その後メールしたところ、渡したいものがあるので会いましょうということになり、もらったのがひとりさんのCDと新聞だった。

 最初は「へ~。」「なるほどね。」「そうだよね。」のレベルでごくごく普通に聞いたり、読んだりしていたのだが、ある1枚のCDを聴いてびっくりした。

 大抵のひとりさんの本やCDは優しい口調でユーモアを交えたものなのだが、その1枚は、やさしさを含みつつもある意味とても厳しい話しをするものだった。
 
 その話しとは「覚悟の話し」なのだが、お釈迦様の修行の話しから始まり、孔雀明王の修行を迫り、幸せになりたいならば「幸せになる覚悟」を決めろと言う内容。

 普段僕たちは当たり前のように「幸せになりたい」ということを日々思い考え、あるいは口にしているけれど、本来「幸せ」になるためには覚悟が必要であり、その努力をしなければならないものなのだ。

 そして僕たちは意外にも無意識のうちに自分自身で不幸を選んでいることが多いのだ。というのは実は幸せになるには一定の努力が必要だけれども、不幸せになるには特に努力も必要なく楽なのだ。だからついつい僕らは楽な方の不幸を選んでしまっている。

 では幸せになるための覚悟とはどのようなものかというと、「幸せになる」と決心し、どんな時でも幸せな表情でいつづけ、幸せな言葉を使うこと。

 簡単なようで結構難しい。なぜなら僕らはついついいつの間にか不平や不満を口にしてしまうことが多いし、あるいは誰かのその言葉に乗せられ、それに同調していることが多い。あるいは悩みを抱えた時など特にそう。

 そうではなく、誰がどのようなことを言っても、どのような状態であっても、幸せな心を持ち続け、幸せな表情と言葉でもって表現すること。それが「幸せになる覚悟」だ。

 僕自身を振り返ってみれば、何と覚悟からほど遠いことか…。

 ひとりさんはこのCDを100回は聴くように言っている。その位聴かないと覚悟が定まらないということなのだろう。またそのくらい聴かないと潜在意識に届かないということでもあるのだろう。

 現在80回ぐらいは聴いたかな?あと20回聴いて覚悟を決めよう!

 


らいふあーと~僕らは地球のお世話係~