先日とある観光地のお土産屋さんにいた時のこと。

中国人らしき女性がお店に入って来た。

お土産を選び、レジで支払いをする際、店主に「No Discount?」 と笑顔で問いかけ、それに対して店主は、「NO~」と答えるという場面をみた。

これを見て、あ~世界は変わったんだなと思った。

Photo_21


もう20年近く前のこととなるが、かつて僕がバックパッカーをしていた頃、

東南アジア放浪の際、お土産などを買う時は値段交渉が当たり前のことだった。

相手は、日本人はお金を持っているとのことで最初はかなりの額をふっかけてくる。

その為半額、あるいはそれ以下で交渉するのが当たり前だった。

きっと団体旅行などのツアーで来た人たちにとっては、ふっかけられた金額でもそこそこ安く感じられるのでそのまま購入する人も多かったのだろう。

けれども値段交渉は(ガイドブックにも書かれているぐらい)当然すべきこと。

ある意味その駆け引きが東南アジア諸国を旅する楽しみでもあった。

貧乏旅行の身としては粘りに粘っての交渉をしていた。

きっと今もそうなのだろうと思うのだが???(もうずいぶんと海外に出ていないので分からない…。)

ちなみに(僕の場合)欧米諸国では、マーケットなどでは値段の交渉するけれど、建物を構えたお土産物屋さんなどではしなかった。


それが現在では、かつてふっかけてきた(東南アジア諸国の)人々が日本にやって来て、お土産屋さんで「負けてくれないの?」というようになったのだ。

Photo_20


これは日本の凋落を意味するのだろうか?

それともアジア諸国が力を付けてきたということなのだろうか?


東南アジア諸国を旅していた頃、現地のいろいろな人々と笑いあっていたし、遊びもした。

僕にとっては農村地帯を訪れ子供たちと一緒に遊ぶのが一番の楽しみだった。

けれども今思えば当時は発展途上国といわれていたこともあり、貧しい国の人びとと思っていたところが僕の中にもあったのは確かだ。

決して見下していたつもりはないのだが、それでも無意識に日本よりも格下と思っていたところがあったのだと思う。

Photo_23


でも、もう今や僕らはそれではいけないのだ。

対等な人々と見ないといけないのだ。

もちろん今でも東南アジア各国に生産工場を置いて、電気製品など数多くの製品を作らせていたりする。

それでもそれは人件費の安い国、まだ日本よりも発展していない国という、ある意味見下した考えはもう持ってはいけないのだ。


中国でも日本ブームが起こっており、日本食レストランも結構人気があるらしい。

値段もそこそこいい値段がするとのこと。

けれども料理に使われる素材(の質)はまだまだ日本からすると低いらしい。

それでも地域によっては給料水準は日本の水準に近づいてきているとのこと。

そんな彼らが日本にやって来て、日本の製品を見ると、品質がいいのに随分と安いと感じるらしい。

日本の製品は安い!と感じるのだ。

そんな社会状況となってきているのだ。

Photo_22


グローバリズムは否応なしに進んでいく。

正直僕は好きではない。

けれどもそれには急速に地域格差を無くしていき、人間誰もが平等であることを説くというメリットもあるのかもしれない。


先進国、新興国、あるいは白人、黄色人種、黒人。

かつてあった区別はなくなり、僕らは地球人になりつつあるのだ。

みんな地球人として差別することなく、対等に付き合わなければならない時代になっているのだ!

どのくらい先のことかは分からないけれど、いずれ上下(の関係)なくひとつになる時が来るのだろう。

地球はひとつ、人類もひとつ!

One Earth, One Human being

LOVE & PEACE

Lovepeace






らいふあーと21~僕らは地球のお世話係~