アメリカ大統領選の大きな争点のひとつとなっているのが格差問題です。

アメリカでは1%が富を独占し、99%は低所得の貧困層という状態になっています。

その格差に対して多くの人々が抗議を繰り広げています。

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一方で我が国日本でも同じような状況となりつつあります。

かつては国民総中流層と言われたものが、市場開放、市場原理主義の導入により、格差が広がりつつあり、やはりアメリカと同じく貧困層が増加しています。

今や子ども6人に1人は貧困と言われるまでになっています。


近代社会において日本も貧困時代がありました。

太平洋戦争後焼け野原となった日本は貧困層が溢れかえっていました。

掘っ立て小屋にボロを着た生活。

今より見かけはもっとひどい状況だったのです。

けれどもその時代には現代にないものがあったのです。

それは「夢」です。戦後の貧困社会には夢があったのです。

そして明るさもありました。貧乏ながらも明日への希望を多くの人々は夢見て生きていたのです。

だからどんなに貧しい中にあっても活気があったのです。

ところが現在の日本はその夢もなく明るさも見えません。

あるのは無気力と将来への不安です。まるで闇の中です。

唯一株価は上がり景気は良くなっているとされていますが、それは結局持つ者たちのみです。

こうして今日の日本はアメリカと同じく1%と99%へと分離しつつあるのです。


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さてアメリカに戻り99%層です。

彼らは仕事がありません。

例えあったとしても安い賃金で、働けども、働けども楽にならずの生活を強いられる状況です。

第2次産業の衰退、機械化、IT化による人員削減、あるいは安い労働力の流入により更なる賃金の低下に見舞われています。

それらによって日々の暮らしにあえぐばかりです。


同じく日本でも今や派遣労働者が増える一方。

団塊世代の引退により、人手不足へと陥りつつなっていますが、かつてのような終身雇用制という言葉も聞かれなくなった現在では、

企業は人件費を抑制し、利益確保と内部留保に走っています。

現在の政治家の考えでは格差は広がる一方で、益々アメリカ化に拍車がかかるのが現実でしょう。


1%への富の集中。そして残りの99%は貧困層。

アメリカで言うならば、

1%は三ツ星レストランでディナーを楽しみ、別荘だけでなくプライベートジェットを所有し、海外のリゾートホテルでバカンスを楽しむという、贅沢三昧できる生活。

一方で99%は貧しい暮らしを強いられ、配給の列に並ぶか、なけなしのお金で買って食べたとしても、それは遺伝子組み換えに添加物だらけのジャンクフード。

これが自由と民主主義の成れの果て???

日本もそうなる日が近いのかもしれません!?


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さてここで考えてみると、

真夏の直射日光の下で熱中症と闘いながらで汗水流して働く人々。

3K労働と言われても毎日一生懸命に働く人々。

彼らによってこの社会(基盤)は成り立っています。本来その労働価値は貴いはずです。

それなのに安く買い叩かれ、その分の労働価値は1%に吸い取られています。

それはまるで1%の贅沢のために働いているようなもの。

知識階級ってそんなに偉いのでしょうか?奴らは俺たちがいなければゴミの中に埋もれてしまうのでは???


同じ人間なのに何故?

彼らは一体何者?

1%のために働くなんてバカらしい!そう思いませんか?


近代社会は便利と贅沢を追い求めてきた。その成れの果てが1%と99%。

ではこれを正すには、それを止めるしかありません!


Stop


だからもう1%のために働くのはもうやめましょう!

自分自身をもっと大切にしよう。

99%に役立つ生き方をしよう。

そして、何より(1%のためではなく)ガイアのために働こう!

ガイアビジョンを目指していこう!


その為に、まずは今のこの世界システムから降りよう!

降りる決心・意識を持ちましょう。

そして都会を脱出しましょう!

そしたら何かが見えてくるハズです!


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