北朝鮮とアメリカの罵り合いが続いています。双方がそれぞれに相手の非難すると共に脅し合いを行っています。その様子はニュースで取り上げられているからまだ真剣に捉えられるものの、数年後にエンターテイメント番組の笑いを取るためのVTRとなるのではないかと思ってしまいます。


冷静に判断して今回の合戦は北朝鮮に軍配を上げるというのが妥当ではないかと思うのですが、それと同時に感じるのは世界にアメリカ合衆国の弱体化を露呈してしまったということです。表の世界裏の世界でさまざまな駆け引きがなされているのでしょうが、一般のニュースとして流れてくる情報からでも透けて見えるのはアメリカの内部崩壊の様相であり、それはもう止められなくなっているとしか思えません。今私たちはかつて世界の警察と称していた国が沈みゆく姿を見ているのだと思うのです。


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しかしながらそこに滑稽さを見せているのが我が国日本であるのかもしれません。未だにアメリカの後ろ盾を信じて、アメリカの北への罵りに加勢するかのように、北朝鮮を非難し強がっている日本は、何かとんでもない勘違いをしているようであり、世界各国の笑いものとなっているのではないでしょうか。我が国は今かつてのソビエト連邦の崩壊と東ヨーロッパ諸国との関係の東欧状態にいるのではないでしょうか?


今日本に必要なことは、アメリカと共に北朝鮮を非難しつつ、軍事的緊張を高めていくことではなく、アメリカの後ろ盾のなくなった日本、つまりは米軍の撤退した日本の世界へのあり方を考えていくことではないかと思うのです。


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我が国はアメリカのいなくなった後、対北朝鮮、対中国を始め、近隣諸国との関係を一体どうするのでしょうか? 憲法改正を行い自衛隊を国防軍とし、軍隊を保持することを宣言するのでしょうか? それは北朝鮮から新たな「核兵器」や「原発攻撃」の挑発を受け、中国からはその軍事規模、圧倒的な兵士の数でもって東シナ海が侵略されかねないという新たな脅威にさらされるだけではないでしょうか?


徴兵制を設け、若者を一定期間軍への所属を強制するのでしょうか? いざ戦争となれば赤紙召集を行うようになるのでしょうか? けれどもそのようなことをすれば、さすがに物言わぬようになった日本人も目覚めるのではないでしょうか? 一部を除けば日本人の誰も戦争を求めていません。いくら戦後70年以上たったとはいえ戦争体験、原爆体験、そしてここ数年の戦争屋テロ事件のニュース等を通じてほとんどの人が平和を望んでいます。今日本が進めるべきことはいかに平和な世界を築いていくかということではないでしょうか?


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さて、日本は太平洋戦争で連合軍に敗れました。戦争中に多くの過ちを犯したのも確かです。けれども多くの東南アジアや太平洋諸国から信頼もされてもいました。中国や韓国のように当時の日本の政策を非難し、今でも賠償や謝罪を求め、自国の反日感情を高めようとする国もありますが、一方で現在でも当時日本が進出した国々の人々が日本語を話したり、日本人に親しみを持っているところもあります。


では何故日本がそれらの国々や人々から親しみを持たれているのでしょうか? それは当時の日本がそれらの諸国に進出すると同時に、その国の産業育成を図り、インフラを整備し、そして教育を施し、当時西洋諸国の植民地としてあった国々が独立するための足掛かりを築いたからです。


そのことから考えると、私たち日本が平和国家として世界に発信していくためには、その地の民の安全・安心な暮らしのため、そして平和な日常を送るために何するべきなのかを共に考え歩んでいくかを提案し、実践していくことが必要ではないかと思います。


そして中国や北朝鮮に対してはいかに包み込んでいくか、軟着陸をさせるかを提案していくべきではないかと思うのです。そのためにも韓国をはじめ東南アジア諸国などに対してまずは共生していくための平和的関係を築くことが必要ではないでしょうか。


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またこれからは国家という概念よりも地域やその地域の民でもって協力をしていくべきではないかと思うのです。ネットの世界においてはすでに国境はなくなっています。権力者たちによるグローバリゼーションは失敗しつつありますが、人々のグローバル化はこの先もますます進んでいくでしょうし、一方でローカルが見直され、その質を高めていこうとすることも確かです。すなわちこれから先は国家の概念は薄れていくと思われますし、現在の足かせとなっているのは国家概念なのかもしれません。


更に言うならば、IT技術の発展とともに科学の発展はすさまじく、地球はどんどん小さくなっています。一方で宇宙はどんどん膨らむと同時に身近になってきています。今私たちは争っている場合ではなく、手を取りあう時代が来ているのです。21世紀はこれからいよいよ本番へと向かっていきます。私たちは科学によって地球が小さくなると同時に、再度それらについて考えなければなりません。そして地球と人間の関係、人間の意識や心を見直さなければなりません。もういつまでも20世紀にしがみついている場合ではないのです。


それらを含めてアメリカ亡き後の日本のあり方を考えるときが来ているのではないでしょうか?権力者たちによって仕掛けられるアメリカと北朝鮮の茶番、世界の茶番に振り回されるのを終わりにして、21世紀づくりをしていきたいものです。古きを見直し新しき日本人・地球人となりましょう!


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らいふあーと~僕らは地球のお世話係~